モーターローラとは
ローラ内部にモーターを内蔵し、それ自体が駆動源となるコンベヤです。
静かで、給油不要で衛生的です。スプリング軸で簡単にコンベヤフレームに取付できます。
基本ラインナップ
標準型 ----汎用品
■連続運転、間欠運転いづれも可能な汎用タイプです。
■搬送物を滞留させる場合はアキュームタイプをご選定下さい。
アキューム型 ----ストレージラインに
■ハイインピーダンス低電流型モーターを使用していますので通電したまま長時間ロックしてもモーターが焼損しません。
■搬送物を滞留させたい場合に使用いたします。
高 トルク型 ----重量物の搬送に
■標準モーターより高トルクの力の強いタイプです。
■搬送物が滞留する場合は向いていません。
トルクと接線力について
モーターローラの搬送能力を表現するのにトルクや接線力という言語を使います。
モーターの出力軸にプーリーを付けた物にひもを巻き付け(図参照)ひもを引っ張りモーターを回転させます。
その時のひもを引っ張る力はプーリー半径によって変わります。
トルク=(はかりを引っ張る力)×(プーリー半径)
モーターローラのトルクはN・m(1N・m≒9.8kgf・cm)
接線力とははかりに示される数値で搬送力に相当致します。
接線力=(N・m)÷プーリー半径(m)
※1N≒0.1kg
スプリング軸とは?
モーターローラは通常片側か押すと引っ込むスプリング軸となっています。(反配線側)
但し、ローラ幅の狭いもの(型式によって異なる)は固定軸となりますのでご注意願います。