取付方法
■リード線の反対側のシャフトがへこんでワンタッチで取付できます。
■取り外し等はドライバー等で押して外してください。
■モーターローラの外径と軸径がフリーローラと同径の場合はフリーローラの軸穴をそのままご利用できます。
■寸法が異なる時はフレーム軸穴を変更してフリーローラと搬送面が揃うようにしてください。
取扱上の注意
■リード線による持ち運びや、ぶつけたり落としたりしますと内部の故障の原因となりますので十分ご注意ください。
また、リード線の被覆を傷つけないようご注意願います。
インバーターの使用について
■単相機種及び3相380V以上の電圧仕様のモーターローラにはインバーターによる駆動は行わないでください。
■インバーターと組み合わせるとトルクが低下します。
30Hz~70Hzが推奨使用範囲となります。
サージ対策
■モーターローラをオン、オフすると瞬時ですがサージが発生いたします。(数千ボルト)
■サージはモーターコイルに悪影響を及ぼし、耐久性を短くします。
■対策としてオン、オフ開閉時に無接点リレーを使用するかマグネットリレーとモーターローラの間にサージアブソーバを取り付けて下さい。
拘束について
■万一通電状態で短時間拘束されてもコイルが焼損することはありませんが、繰り返し拘束されますとコイルが温度上昇し、
徐々に絶縁部分が劣化してモーターの焼損の原因となります。
■拘束状態が数秒の場合はモーターローラの電源を切る必要はございませんが、
10秒以上ロックする場合はリミットスイッチやリレー等で非通電にするか、アキュームタイプ(MRA)をご選定下さい。
温度に関して
■モーターローラの使用温度は周囲気温-10℃~40℃の範囲でご使用ください。
■通常運転時にはモーターローラのパイプ表面温度が周囲気温+20℃(高トルクの場合は+35℃)上昇しますが焼損の心配はありません。
※拘束した場合は80℃まで上昇する場合もあります。
接続部速度
■同一ライン内や接続部分で搬送速度が変わる場合、急激な速度変更はモーターローラに強い衝撃を与えますので避けて下さい。
■搬送条件により異なりますが、おおむね50%以内なら支障はございません。